20代でマラウイで1年3か月ボランティアして得たもの・失ったもの

      2016/02/21

失う

こんなブログ記事を読みました。

『20代でパナマで1年半ボランティアして得たもの・失ったもの』 JIBURI.com 

このブログはパナマで協力隊として活動されている宮﨑さんが書いていて、協力隊ブログの中ではダントツに読み応えがあります。

ちょうど似たような記事をそのうち書きたいなーと思っていたので、この機会に便乗させてもらうことにしました。

というか、これを色々な協力隊ブロガーが書いてみたら面白いと思うんだけど、いかがでしょう・・・?

 

アイキャッチ

 

宮﨑さんがこの記事を書かれたのは、Yahooニュースに寄稿されたCreative Venus副社長の宇佐美さんという方の記事を読んだからとのことです。

『20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの』

 

宇佐美さんの書かれた内容も宮﨑さんの書かれた内容も、共感できるものでした。

この流れに便乗して、私の得たもの・失ったものも書いていきます!一部、上のお二人と同じような内容になっていますが、1年3か月の経験を通じて私が感じたことでもあるのでご了承ください。

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海外でボランティアをして得られたもの

手に入れる

日本という国への敬意

マラウイは発展途上国に分類されていますが、カンボジア、ザンビアなどこれまでに自分が訪問した途上国と比べると全然発展していません。

既に先進国の仲間入りをしていた日本で生まれ育っていると分かりませんでしたが、国の発展がどれだけ大変なことか、少し分かった気がします。ここまで日本を発展させてきた先輩方はすごい!

また、マラウイで走る車のほとんどは日本の中古車で、マラウイ人の多くは『日本と言えば車・技術』という印象をもっています。遠くにある国なのに、ここまで影響力があるのは驚きです。

 

ほぼ必ず中国人に間違えられる悔しさと、こういった日本の素晴らしさから、日本という国で生まれ育ったことを誇りに思うようになりました。

 

国際協力の現場感覚

協力隊に来る前は漠然と『国際協力の仕事がしたい!』と思っていました。協力隊になり村を訪問して、貧しいとされている人々の暮らしがどんなものなのかを知ったり、適正な援助と発展の関係を考えるようになりました。

報告書だけを見ると素晴らしい成果が出ている様に見えても、書き方や見せ方次第でどうにでもなる。現場を見ていないと正しい成果や現状が分からないんだなあと強く感じます。

 

これは、まさに協力隊になったからこそ得られたものだと思います。

 

自由な時間

大体仕事は夕方5時に終わるので、朝から晩まで働いていた社会人時代と比べると時間はたくさんあります。本を読んだりブログを書いたり、英語や現地語の勉強をしたり、早く寝たり。

食事

(空いた時間に友達にご飯食べようと誘ったところ、なぜか家族全員にチップスとジュースをおごるハメになりました・・・)

日本で仕事をしていたらブログは多分書いていなかったと思いますが、ブログを通じて新たな出会いやご縁もありました。自分の現状、将来、日本のことなど、時間があるからこそ今まで考えなかったこともじっくりと考えられます。

 

何事も『まず受け入れる』姿勢

いきなりマラウイ人に対して「日本ではこうやっているから、マラウイでもやった方がいい」なんて提案しても受け入れてもらえません。同僚達の生活習慣や考え方を理解していないと彼らとはうまく仕事していけません。

元々の性格もあると思いますが、まずは「相手を知る・考えを受け入れる」ということはできるようになったと思います。

踊る

 (宴会の場で踊れと言われたので、ワイン飲みながら踊ってます。)

ただ、向うに合わせてばかりでは何も変わらないので、こちらからも提案をしていく。『黒でも白でもなく、混じり合わせて灰色を作る』のが今年の目標です!

 

これまで関わった方への感謝の気持ち

日本に一時帰国をしたからだと思いますが、家族・親戚・恋人・友人、多くの方に応援してもらっているんだと感じました。さらには、社会人時代に暖かいエールや厳しい言葉を投げかけてくれた方々。今の自分を作っているのはこれまでに関わった沢山の人たちのおかげなんだなあと思っています。

初めて一人暮らしをした時は、これまでの親への感謝の気持ちを猛烈に感じました。感謝の気持ちというのは、離れているからこそ気づきやすいのかもしれません。

 

海外でボランティアをして失ったもの

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恋人と過ごす時間

学生時代の人生設計では、26歳で結婚して、30歳を過ぎる頃には2人目の子どもがいる予定でした。笑 日本で待ってくれている彼女がいますが、お互いに結婚願望が強く子どもも早く欲しいと思っています。

結婚と言う意味では、大きく回り道をしてしまっているのかもしれません。笑

 

日本でバリバリ仕事をする経験

退職していなかったとしたら、入社6年目。転勤を経験し、職場では元気な若手中堅社員として周囲を引っ張る・・・といった役割を担っていたと思います。実際、同期のみんなはそういった経験を積んでいる様です。

仕事力という面では、大きく差をつけられているかもしれません。(マラウイだからこそ伸ばせる力もたくさんあるので、負けません!笑)

 

海外でボランティアするにあたり注意した方がいいこと

注意

「とりあえず海外がいい!」は×

協力隊で任国に赴任したとしても、JICA関係者、協力隊の隊員、プロジェクトの専門家、現地で働く日本人など、日本人との関わりはたくさんあります。小さなコミュニティだからこそ、上手くやっていかないといけないという事もあります。

また、人との接し方を学んだり、仕事の段取りを学ぶという意味では、新卒で協力隊になるよりも社会人経験を数年積んでから協力隊になった方が良いと私は思っています。

 

『何となく海外で働きたい』といった理由では、せっかくの2年間がもったいないし、本人にとってもつらいと思います。

 

目的をはっきりさせる

上に書いた事とつながりますが、協力隊を志望するならばその時点での明確な目的を持った方がいいと思います。

あとは、私の様に帰国が近づいてきてから「進路どうしよう!?」と慌てるのでなく、人生のどのような位置づけで協力隊の2年間を過ごすのかも明確になっていればより良いのかなあ。

少なくとも、『協力隊になること』は目的でなく、そこで自分が欲しいものを得る手段だと思っています。

 

自分を律するという意識を持ち続ける

協力隊には時間がいっぱいあるし、のんびりしようと思えばいくらでもできてしまうので『いかに弱い自分に負けないか』という点もとても大事です。詳しくはこちらに書いています!

青年海外協力隊に必要ななのは、『自分を律する力』だ!

 

偉そうに書いてしまいましたが、ここに書いたのは大体が自分への戒めです・・・。

 

元になった記事の紹介

最後に、この記事を書くきっかけになったお二人の内容を見出しだけですが紹介します。比べてみると、考えの共通点、異なる点が見えて面白いかもしれません!

宇佐美さんが得られたもの・失ったもの

海外で働いて得られたもの

1.日本という国への興味・関心・探求心

2.宗教・文化に対する考え方

3.自分を見つめ直す時間

4.先人への感謝の気持ち

5.言語能力

6.新しいことにトライするハードルが低くなった

 

海外で働いて失ったもの

1.日本の友人・家族と過ごす時間

2.日本のトレンドに追いつけない

 

海外で働くにあたり注意した方がいいこと

1.日本の看板をしょっているという自覚を忘れない

2.危機管理

3.少なくとも日本での数年の経験⇒海外がいい

4.自分なりのストレス解消法

『20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの』より

 

宮﨑さんが得られたもの・失ったもの

海外でボランティアして得られたもの

1.国際協力のリアルな経験

2.発展途上国で生き抜く力

3.宗教、お金、仕事のカルチャーショック

4.「幸せの定義」の書き換え

5.「住めば都」の実感

6.途上国の可能性を体感

 

海外でボランティアして失ったもの

1.国際協力への情熱

2.新卒と社会人経験

 

海外でボランティアするにあたり注意した方がいいこと

1.「誰のために?」を問う

2.「正義の味方」だと勘違いしない

3.主役にならない

4.帰国後にやることを決める

『20代でパナマで1年半ボランティアして得たもの・失ったもの』 JIBURI.comより

 

 

いかがでしたか? 

協力隊を考える上で参考になったり、共感いただけると嬉しいです!

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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