青年海外協力隊に必要なのは、『自分を律する力』だ!

      2016/02/21

サボる

マラウイに赴任してから1年が経ち、先日第3号報告書をJICAに提出しました。今週は首都のリロングウェでJICAへの中間報告があります。

1年間を振り返ると、頑張れた事も頑張れなかった事も色々とあったなーと感じます。そしてふと、青年海外協力隊に必要な力は『自分を律する力だ!』と思いました。

自分の反省も込めて書いてみたいと思います。

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協力隊は成果を求められていない

地図

協力隊事業は3つの目標のために実施されています。

①開発途上国の経済・社会の発展や復興への寄与(任国のために頑張る)

②友好親善・相互理解の深化(国際交流をする)

③ボランティア経験の社会還元(帰国後に経験を活かす)

 

ただ、協力隊には成果は求められておらず、たとえ2年間で何も結果が出なかったとしても「2年間、日本とは異なる環境でよく頑張ったね」と言われて帰国することになります。

この事の是非については、同期のかつろう君が書いたブログに同意なので、よろしかったらこちらも併せてご覧ください!

青年海外協力隊は途上国にいるだけで価値がある!?

 

サボろうと思えばいくらでもサボれる

サボる

任地に赴任すると、よほどしっかりしたNGOなどに配属でない限りは現地の人の時間感覚に合わせながら仕事をすることになります。

前回の記事(あなたはいくつ共感できる?マラウイでの協力隊あるある20個)にも少し書きましたが、協力隊が派遣される国の現地の人は大体時間にルーズです。

また、大体は配属先に外国人は自分一人なので、自分の活動の進捗を監督する人やいつも一緒に活動をして励まし合える仲間は近くにいません。

つまり、サボろうと思えばいくらでもサボれます(それぞれの配属先によって状況は異なりますが、少なくとも私の環境はそうです)。

 

JICAには2年のうち5回の報告書の提出の義務と、赴任後1年時の中間報告、帰国時の最終報告がありますが、その場だけの報告や書類作成であれば何とでもできると私は思います。

 

一緒に働く人は時間に厳しくない、自分の活動を監督する人もいない、一時的な報告であれば何とでもできる・・・といった理由から、自分次第で2年間の活動を濃くも薄くもできるのではないでしょうか?

 

旅行隊員やドミ隊員

バカンス

旅行隊員やドミ隊員といった業界用語(?)があります。

活動しないで旅行ばかり言っている隊員や、任地を離れてドミトリーにばかりいる隊員の事を指します。

私は旅行やドミトリーにはあまり行きませんが、平日に家に数日間引きこもったりということは何度かやってしまっています。上手く行かないことも多いし、活動を離れて遊んで周りたいという気持ちはよく分かります・・・。

 

そこで問われるのが、『自分を律する力』ではないかと思うわけです!

 

自分を律する力

断る

ネットでこんな言葉を発見しました。

『山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し』

読み:さんちゅうのぞくをやぶるはやすく しんちゅうのぞくをやぶるはかたし

意味:山の中にたてこもる賊を滅ぼすのは容易いことだが、心の中の邪念をふり払うのは難しいということ。自らを律することの難しさをたとえたことば。
解説:王陽明(1472-1529)という中国明代の儒学者によって『与楊仕徳薛尚誠書』の中に記された精神修養、自らを律することの難しさを喩えた言葉。

こと検―ことわざ検定―より

昔の人も、自分に打ち克つことは困難だと言っていたんですね。

 

頑張るのは誰のためか?

応援

どの隊員も、任国での生活を家族、友人、仕事で関わりのあった人など多くの人に応援してもらっていると思います。自分の糧になって、任国にも少しでも貢献できて、応援してくれた皆さんに胸を張れる様な経験ができて帰国できたら最高ではありませんか。

遊んで2年間過ごしてしまうのであれば、日本で働いていた方が自分にとっても社会にとっても有意義です。

何より、税金の無駄遣いです。

 

私は昔からしんどい時に妥協してきました(今もですが)。弱い自分に負けない様に残りの1年も頑張ります!

負けそうになったら、愚痴を聞いてください・・・。

自分のためにも、応援してくださっている方々のためにもそれぞれの任地で頑張りましょう!

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

 

参考

JICAボランティア よくある質問

自殺・妊娠・辞退・任期短縮・就職難?青年海外協力隊の問題・実態10個

青年海外協力隊の良し悪し

 - 青年海外協力隊について , ,