アカデミックな英語の入口!イギリス大学院留学のPre-sessional courseって何やるの?

   

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しばらくぶりの更新になりました。

8月5日に日本を出発し、今イギリスに留学しています。修士課程が始まるのは9月からなのですが、IELTSという英語の試験で目標のスコアを達成できなかったため、Pre-sessional courseというものに参加しています。

 

始まって4週間、来る前までは詳しいコース内容はさっぱり分かりませんでしたが、ようやく慣れて気づけばあと2週間で終わりです。

お金もかかるし、内容もよくわからない。でも留学したいしすごく気になる・・・という方向けに内容を紹介していきます!

コース内容は私の在籍するUniversity of East Angliaの内容です。他の大学も大体似たようなプログラムなんじゃないかと思うので、参考になれば幸いです!

 

ちなみに、IELTSって何?という方はこちらもどうぞ!

IELTSって何?海外留学に必要な英語の試験をマラウイで受けてみた

イギリス留学をするならぜひPre-sessionalを受けよう!

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今回の記事の結論はこれです。もちろん、お金と時間が許せばですが。私は、今年留学できなければもう進学するチャンスはないだろうという状況だったので、足りない学費は教育ローンで借金して来ました。

授業料は決して安くはないですが、下手に日本の語学学校とかに高いお金を払うよりは絶対に有益だと思います。そんな、激しくおすすめしたくなるPre-sessional course、一体どんな内容なんでしょうか?

 

そもそもPre-sessionalって何?

・IELTSのスコアが満たせず条件付き合格のままだけど、進学したい!

・IELTSのスコアは満たしているけど、進学して勉強する上での準備がしたい!

という人が参加するのがPre-sessional courseです。

 

イギリスの大学院は、「条件付き合格(conditional offer)」と「条件なし合格(unconditional offer」」の2種類の合格があります。

条件付き合格というのは、英語の試験で所定のスコアを取れたら入学が許可されるもので、主にIELTSの試験でoverall 6.5以上が目安です(大学やコースによって必要とされるスコアが違うので確認してください)。

条件なし合格は、IELTSの必要スコアを満たしているので9月のコースが始まる時から入学できますよ、というものです。

それ以外にも、日本の大学から交換留学で来ている学生もいます。仕組みはよく分かりませんが、大学にそういうシステムがあるなら活用したら良いと思います!

 

人によってコースの期間が異なる

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IELTSのスコアによって、指定される期間が異なります。

もうIELTSのスコアをクリアしている人は4週間、クリアしていないという人は、そのスコアによって6~12週間のコースへの参加が要求されます。

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長くなればそれだけ学費も高くなります。

一番短い4週間で£1,540(約20万円)、私の参加している6週間は£2,310、それに宿泊費もかかります。私は日本円で合計40万円くらいかかったかな・・・今は激しくポンド安なので、本当に助かっています。

 

どんな内容なの?

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一言で言うと、大学院で必要な「アカデミックな英語を勉強する」のが目的です。論文の書き方や読み方、勉強の仕方、Critical thinkingを鍛えるといったことを授業でやっていきます。

基本的に授業は午前2時間(1コマ)と午後2時間の2コマがあり、あとは自由時間です。宿題や課題がそれなりに出るので、授業に出て宿題をやって・・・と過ごしているとあっという間に一日が終わってしまいます。

簡単に、これまでやった課題などをまとめてみます。

 

リーディング、ライティングの授業

エッセイの構成や書き方等の説明や演習、テキスト内の質問についてクラスメイトとディスカッション、記事の要約作成などをやります。

これまでに課題で出たのは、新聞記事の要約作成、1200語から1500語のエッセイ作成など。エッセイはPre-sessional couraseで出される課題の中でも最も大切なもので、

与えられた複数のテーマの中から自分の取り組む内容を決める⇒エッセイの構成を決める⇒先生と面談⇒first draftの提出⇒先生と面談⇒final draftの提出

といった流れで、けっこう丁寧に先生からアドバイスがもらえます。

 

リスニング、スピーキングの授業

リスニングではyoutubeやTEDなどの色々な動画や音源を聞いて内容の確認テストをしたり、スピーキングでは事前に与えられた記事を読んで、その内容をグループのメンバーに説明してディスカッションしたりします。

プレゼンテーションが2度あり、一回目はグループで、2回目は自分のエッセイの内容を一人でプレゼンします。

とにかく、授業に出たら何かしら話すことになります。中々言いたいことを英語で伝えられないし、そもそも発言もなかなかできないのですが、やっぱり自分で話すのが一番の練習になっているような気がします。

 

レクチャー

その他、週に1回レクチャーの時間があります。

plagiarism(いわゆるパクリ)の防ぎ方、西洋の学術的な文化についてなどをやりました。1時間のレクチャーの後は1時間のfeedbackがあり、レクチャーの内容を振り返って学んだことをみんなでディスカッションしたりします。

ちなみに、plagiarismについてはこちらはかなり厳しいみたいです。専属でチェックをする人がいるらしく、不適切な引用をしていると呼び出されて面談があるみたいです。それでも直らない場合は退学とのこと。

たぶん、修士課程の授業でもやるとは思うのですが、留学される予定の方は引用の仕方などを調べておくといいと思います。

 

終わったらどうなるの?

英語力が向上したかどうかは、日々の授業の参加度、課題、テストの出来具合によって査定されるようです。

IELTSを再び受けることはありませんが、必要なスコア相当(おもにoverall 6.5以上)の実力が身についているかを先生がチェックして、そのレベルをクリアできれば晴れて大学または大学院に進学できることになります。

去年は99%の人がPre-sessional courseをクリアできたそうです。真面目にやれば大丈夫ということなんでしょう!

 

どんな人がいるの?

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6週間のコースは4クラスに分かれていて、私のクラスには17人います。半分以上が中国人で、日本人は私を入れて3人います。英語を学ぶのが目的なので、圧倒的にアジア出身者(というか中国人)が多いです。

もちろん真面目な人もいるけど、平気で授業に遅れてきたり、休んだり、宿題やってなかったりという人もいて驚きます・・・。そういう人を見ると、家がお金持ちで親に無理やり留学させられたのかな・・・なんて邪推してしまいます。笑

 

Pre-sessionalの期間中は、あまりイギリスに来た実感がもてないかもしれません。

 

最後に

というわけで、Pre-sessional courseでは大学、大学院で学ぶための基礎作りをみっちり行います。勉強漬けになるのかと思いきやそこまで課題も多くないし、自分のやりたいことをやる時間がたくさんあります。

私は、課題以外はTOEFLの勉強やマラウイに関する論文を読むようにしています。息抜きにPokemonもやっています。笑

 

2017年以降はどうなるかは分かりませんが、2016年はBrexitによるポンド安もあり、留学をする人には大変ありがたい状況になっています。

もちろん基本は自分次第ですが、IELTSの点数がちょっと足りないという人は、日本の英語学校に通うよりPre-sessional courseに入った方が経済的にも内容的にもいいんじゃないかと思います。

 

次回は、具体的にPre-sessional courseのどんなところがいいのかを紹介したいと思います!

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