青年海外協力隊の2年間で学んだ途上国で働く上で大切な3つのこと

      2016/02/21

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随分とご無沙汰しておりました。しばらく更新が滞っておりましたが、私UFOは2015年9月29日に日本に帰国しました。

約3年書き続けた当ブログも知名度が少し上がったみたいで、「あ、あの遠距離恋愛の人ですね!」みたいなことを言われることが増えました。

 

これからは遠距離恋愛ブログとして頑張っていきます。(・・・嘘です)

ちなみに、元になっているのはこの記事で、当ブログで一番読まれています。青年海外協力隊のことを知ってもらいたいブログなんですが・・・(笑)。

海外との遠距離恋愛を成功させる5つの秘訣と、たった一つの大切な事

 

ブログ再開第一弾は協力隊で学んだ3つのことをまとめてみます。挙げてみると特別なことは何もなくて、全てのことに通ずることなんだなあと感じます。

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協力隊で学んだ3つのこと

①信頼関係を築くことが全ての基本

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「初めは無駄だと思っていたおしゃべりだけど、そこで仲良くなっていたおかげで終盤の活動が上手くいったよ!というお話です。

 

私がマラウイで配属先に赴任した当初は、何もすることがありませんでした。朝8時に出勤して昼の12時までオフィスでおしゃべりをして、昼休憩の2時間を挟んで午後2時から6時までまたおしゃべり・・・という1日8時間のチャッティング生活でした。

しかも、最初は同僚が私にわかるように英語で話してくれるのですが、気づけば現地語の会話になっています。内容も、○○さんと△△さんが付き合っているだとか、□□さんの息子が大学に合格したとか、全く仕事に関係ない話ばかりでした。

 

仕事を退職して「頑張るぞ!」という気持ちでマラウイに行ったので、「私は一体何をしているんだろう・・・」と夜に枕をぬらす日々が続きました。

 

いざ村の訪問を初めてみても、やっぱり村の人とのおしゃべりが中心。お昼ご飯をご馳走になって、ゴザを敷いて一緒に昼寝をして、子どもと遊んで帰る・・・という日々が続きました。やっぱり、夜には枕を濡らす日々が続きました。

 

でも、活動終盤になると同僚が活動の話に興味を持ってくれたり、村人が私の提案を受け入れてくれるようになりました。これは、赴任当初にたくさん一緒に過ごしたからだと思います。

日本だと仕事で成果を出したり、仕事内外のコミュニケーションを通じて信頼を築いていくと思いますが、マラウイでも方法が違うだけで基本は同じ。無愛想でよく分からない外国人の言うことを聞いてくれる人はいません。

今振り返ると基本はやっぱり信頼関係なんだなあと思います。枕を濡らして自分の存在意義に悩んだ日々も無駄ではなかった!!

 

②相手の立場になって物事を考える

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私の主な活動は、JICAの技術協力プロジェクトで普及した技術が定着しているかのモニタリングと、さらなる普及活動でした。村人が私の提案を受け入れてくれるようになったと上述しましたが、上手くいかないこともたくさんありました。

例えば、畑の見学会の開催を提案すると村長さんや農民のリーダーは「いいね!」と言ってくれます。しかし、実際その日になって行ってみると、「声をかけ忘れていた」、「忙しいからやっぱり無理」と、できないことがほとんどでした。(声をかけた9村のうち、実施できたのは2村だけでした。)

 

私がしたかったのは調査や普及活動でしたが、村人にとってすぐに効果がでるものではありませんでした。自分の畑仕事や村の中の集まり、NGOのミーティングなどがある村人にとっては、私の提案したことの優先順位は低かったのだと思います。

それを「かれらは口だけで実際に動いてくれない」というのはこちらの都合で、相手への配慮に欠けていると感じます。

村人の日々の生活を把握し、彼らのニーズを満たしていくことに力を入れていればもっと良い活動の結果が出たのかなあ・・・なんて反省をしています。

 

③諦めないで取り組み続けることの大切さ

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一番感じたのはこのことです。上に書いたように、上手くいかないことがたくさんあり「日本に帰りたい」と思ったことがたくさんありました。しかし、諦めないで試行錯誤を続けたことで最終的にはそれなりに活動をすることができました。

「意味がない!」と思って同僚とのおしゃべりの日課を辞めてしまったり、一人で村を巡回することを諦めていたら、何も達成できずに2年間を終えてしまったと思います。

「今取り組んでいることが必ず今後につながる」という気持ちを持って、些細なことでも諦めずに取り組み続ける気持ちを持ち続けることが大切だということを学びました。

 

私がマラウイで学んだ3つのことは日本でも当たり前のことかもしれません。国際協力の活動の基本は『人』なので、「日本だから」とか「途上国だから」ということに関係なく、大切なことはどこに行っても同じなのだと思います。

 

今は実家でのんびり暮らしています

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以上、2年間を通じて学んだ3つのことでした。細かいことを挙げればたくさんあるのですが、それはまた機会があればブログに書いていきます。

 

現在は東京の実家で絶賛ニート中です。(笑)

来年にイギリスの大学院に進学したいので、その準備を進めています。30歳・無職というと「大丈夫なの?」と心配されたり世間の目が厳しいと感じることもありますが、『戦略的無職』なので大丈夫です!冷たい目で私を見ないでくださいね!笑

 

ブログに書きたいことを書き出してみたら25個もありました。改めてブログに精力的に取り組んで行きますので、今後ともよろしくお願いいたします!

 

ちなみに、帰国後に「外務大臣感謝状授式」 という式典があったのですが、そこで帰国隊員を代表して活動報告をさせていただきました。その時の様子がJICAのホームページにアップされています。よろしかったらご覧下さい!

ODAを現場の最前線で支え、実績を残す―帰国したJICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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