マラウイで3月の主要イベント『Field Day』を実施してみた

      2016/02/21

集合写真

今の時期、マラウイは雨期の終わりに入っており主要農作物であるメイズ(とうもろこし)が高く伸びています。

毎年この時期になると模範的な畑の見学会である『Field Day』が配属先によって開催されます。去年は見学するだけだったのですが、今年は村人に働きかけて自分でも開催してみました。

コミュニティ開発隊員の活動に興味がある人向けの内容になりそうですが、配属先でやったものと自分でやったものを比較してみます。

SPONSERD LINK

 

配属先の実施するField Day

配属先

Field Dayについては去年にも書いています。

マラウイでのコミュニティ開発な活動紹介!~Field Day~

今年も既にいくつかの村でField Dayが行われています。先日参加したKakowa村での様子を紹介していきます。この日は、『Farmers Organization Limited』という会社がメイズの商品を紹介するために作ったサンプル圃場を紹介するという形で、農業省との共催の様な形でいつもと少し違いました。

特徴と内容を紹介していきます!

 

始まる時間が遅れる

会場に着くと、主催者側のマラウイ人がプログラムを見せてくれました。開始は8時、終了は11時。が、実際に始まったのは10時・・・。

開始が遅れるのはいつものことです(笑)。

私の配属先の一番偉い人は11時頃に到着しました・・・。

 

参加者が多い

参加者

合計で80名くらいの村人が参加していました。これだけの人数を集めるのは私個人でやるにはなかなか大変です。

 

畑の見学会

見学

開会のお祈りや来賓の紹介が終わると畑の見学会に移ります。人数が多いので2グループに分けて、畑を見学しオーナーからの説明を聞きます。今回は2種類のManure(有機質肥料)の紹介もしていました。1グループ15分くらいで、合計約30分でした。

 

質疑応答

質疑応答

見学が終わると最初の広場に戻り、質疑応答が行われます。参加者はけっこう積極的に質問をします。

 

偉い人の話が長い

偉い人

最後に来賓の偉い人が何人も話をして会が終わります。毎回、この時間が非常に長い!今回も大体1時間くらいかかっていました。

絶対、この時間は無駄だと思います。もっと短くした方がいいというのは去年から言っているけれど変わりません。

 

というわけでまとめると、

配属先主催Field Dayの良いところ

・人をたくさん集められる

・参加者にはジュースが出る(だから人が来る)

 

配属先主催Field Dayの悪いところ

・開始がほぼ必ず遅れる

・偉い人の話が無駄に長い

・結果、畑の見学や質疑応答の時間が短くなる

といったところです。

 

自分で開催したField Day

集合写真

偉い人の話が嫌なので、配属先を通さずに村人に直接働きかけて実施しました。ただ、なかなか難しい点が多かったです・・・。

 

村長が来なかった

村長を中心にリードファーマー(村人の中でも技術を教える立場の人)を交えて話を進めていましたが、当日村長は欠席してしまいました。

病院に行ったとのことでしたが、打ち合わせの時の様子からこの会をそんなに重要視していなかったんだろうなあと思います。

 

参加者が少ない

参加者2

最終的な参加者は16名でした。葬式があったそうで、それがなければもっと多くの人が来れたと言われましたが、ジュースが出なかったり、ただの外人ボランティアが働きかけているだけではなかなか動いてもらうのは難しいと感じました。

(会議などではジュースなどがほぼ必ず出るので、マラウイで何かをする際にはジュースを出すか出さないかはとても大きな要因です)

 

何を話しているのかよく分からない

しゃべるLF

事前にリードファーマーと、「こういう技術や知識について説明して村の中でもっと広めていこう」という打ち合わせをしていたのですが、本番では現地語で説明されるので私には半分くらいしか理解できません。

最終的に『ある木をメイズと一緒に植えたら収量が上がった』という、根拠がはっきりしないことが中心に伝わってしまいました。

『JICAの技術協力プロジェクトで普及した技術を実践したら良くなった』というメッセージを伝えたかったんだけどなあ。。

 

最終的にモノをねだられる

私はボランティアなのでお金はあげられないこと、今回の目的はリードファーマーが実践した技術や知識をみんなに広めることが、ということは何回も伝えてきたのですが、最終的にはモノをねだられてしまいました。

「お金はねだらない、Yuhoがボランティアだということも分かっている。だから、木の苗木をJICAからもらってきてくれ!」と笑顔で言われました。

学んだことを実践したいという気持ちは嬉しいけど、結局外部の人にモノをねだってるじゃない・・・と何とも言えない気持ちになりました。

 

というわけでまとめると

自分で開催するField Dayの良いところ

・偉い人の話がない

・畑の見学や質疑応答の時間が長く取れる

 

自分で開催するField Dayの悪いところ

・人が集まらない

・説明している内容をこちらが理解できない

です。

配属先がやる方も自分でやる方も良いところはあるので、程よく配属先を巻き込んでやれたら一番いいんでしょうか。

 

参考になったこと

フリップチャートを使う

フリップチャート

配属先がやった方のField Dayでは、紹介するメイズ種の良い点をフリップチャートを使用して説明していました。

これを真似すれば、少しは私の伝えたいことも説明できるかな・・・と思うので、次回以降実践してみます。

 

あと8回Field Dayを実施したい

1月に立て直した私の活動計画だと、4月の上旬(雨期が明ける前)までに合計9村でField Dayを実施する予定でした。実際、3月11日までに5村でField Dayが実施できるよう話はついていたのですが、葬式とすっぽかされによって結局1回しかできていません。。

 

残り8村の中でも優先順位をつけ、少なくともあと4村は実施できるようにしたいです。

 

 

四苦八苦しながらですが、去年の今頃と比べると格段に活動は進んでいるので、めげずに頑張っていきます!

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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