マラウイでのコミュニティ開発な活動紹介!~Field Day~

      2016/02/21

参加者

4月1日エイプリルフール。 この日は『Field Day』という良い畑を作っている農家に、周りの村から村人達が集まり見学会をするというイベントの日でした。

開始は9時なのに、9時を過ぎても同僚達はオフィスを出発する気配がない。 「まあ、いつもの事か・・・」と思いつつ、一応何時に出発する予定なのか確認してみると、「あれ、今日のイベントは延期になったよ。Yuhoに言わなかったっけ?」とのこと。  

「え、聞いてないけど・・・!?」   主催者の家に前日夜強盗が入ったそうで、それどころじゃないそう。 エイプリルフールなので、冗談なのかと思ったのですが嘘ではありませんでした。笑

前日はイベントの確認をしていたし、同僚が朝出勤してから中止の連絡を入れている様子はなかったのに。うーん、どういう連絡体制になっているのかよく分からん。。  

気を取り直して、この『Field Day』についてご紹介していきます!

SPONSERD LINK

配属先の概要

私の配属先はマラウイの農業普及所というところで、農業省の末端組織。農業分野で農村の現場に一番近い組織です。

配属先 組織図

この農業普及所では、農村の人たちに肥料の販売・配布、畑の管理の指導、ビジネスの知識を教えるといったことをしています。

『Field Day』の内容

Field Dayでは、優良農家の元に同じ村、あるいは周辺の村から比較的意欲のある農家の人々が集まります。参加者は20人から、規模が大きい時は80人くらい! 説明

(自分の畑の説明をする優良農家の人)

始まりのお祈り→参加者紹介→畑見学→質疑応答→偉い人のスピーチ→お終いのお祈り といった順で会が進行していきます。 良いなあと思っているのは、下記3点。

1.村人がモデルとなる畑を知ることができる

2.優良農家が自信をもてる

3.農業普及所が農家の現状を把握できる

Field Dayを開催するメリット

説明を聞く

(熱心に畑を見学する参加者)

1.村人がモデルとなる畑を知ることができる

Field Dayを開催する畑は、基本的に良い畑です。 堆肥をうまく使っている、雑草処理をきちんとしている、その結果作物(主にメイズ)が良く育っている畑。参加する村人の意欲も高く、活発に質疑応答がされます。 きちんと管理ができればこんな風になれるというモデルを確認できるので、村人達にとってとても貴重な機会です。

2.優良農家が自信をもてる

『農業普及所のオフィサーにお墨付きをもらった』というのは良い活動をしている農家にとって大きな自信になるようです。明るい表情をしているし、参加者からの質問には堂々と答えています。 良い活動をしている農家が、「また頑張ろう!」と思い、参加者も「こんな畑にしたい!」と思える様な会になっています。

3.農業普及所が農家の現状を把握できる

普及所で一番偉い人は昨年末に異動で変わったばかりで、普段はあまり村に行きません。トップの人が現状を知る機会になるし、担当地域でない同僚も参加するので、事務所として優良農家の活動を把握できる機会になっています。 個人的にも、これから活動で関わりやすそうな村人と出会えるのでありがたい!

もっと改善できるのに・・・と思う点

良いことばかりなら文句なしなのですが、「なんで?」と思う点が2点あります。

■良く分からない時間制限

参加者を1~2のグループに分けて、順に畑を見学、質疑応答という流れになっているのですが、この一連の時間が大体15分くらい。さっと見学して、1つ2つ質問をしたら終わってしまいます。 詳しい説明を求めたら、「時間がないし次のグループも来るから、早く次に進んで!」と急かされてしまいました。 なんじゃそりゃ・・・。

■偉い人のスピーチが長過ぎる 講義

(同僚による講義。現地語なので全然分かりません。話が長い。。)

上記の流れ、見学が終わると、広場に戻り、担当のオフィサーの講義や、参加した偉い人達のスピーチが始まります。これがいちいち長い!! 全体で約2時間のうち、1時間以上が話を聞く時間になっています。

せっかく良い畑に来ているのに、なぜ畑を見る時間を制限するのか・・・。もったいないなあと思います。 こうなってしまう背景にはマラウイの学歴社会、教育に対する考え方が根本にあると感じています。この考察はまた別の機会に!

自分がやるならこうしたい!

配属先に根付いているイベントでもあるので、2年間の活動の終盤には私が働きかける形でField Dayを開催したいと思っています。 ぼんやりと考えているのは、

・偉い人は呼ばない!(呼んでもスピーチを非常に短くする)

・畑見学、質疑応答の時間制限をなくす!

・参加者を5~6人のグループに分け、感想共有、今後実践していきたいことの意見交換をしてもらう!

といった内容にしていきたいです。 活動するにあたって、『いかに村人主体で参加してもらい行動につなげるか』という事が私の課題なので、勉強しつつ挑戦してみます。

ちょっとマラウイ人を好きになってきた。かも・・・

今、私はマラウイ人が嫌いです。(キッパリ!!) 時間守らないし、「チャンチュー!」と言って馬鹿にしてくるし、すぐ物くれと言うし、なれなれしい・・・。 でも、同僚はそんなことないし(時間は守らないけど。。)現状を良くしたいと意欲のあるマラウイ人もいるんだと思うようになりました。

そういった人達と活動をともにして、1年半後の帰国の際には「マラウイが好き!」と言って帰れたらなと思います! まだまだ活動といえるものは何もできていないのですが、焦らず、少しずつできることに取り組んでいきたいと思います!  

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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