元くもん社員が語る!算数の計算力をつけるための3つのポイント

      2016/02/21

勉強する

前回、マラウイの算数教育の現状について書きました。

マラウイの小学生の算数教育における問題と現状に怒り狂った件

 

「なぜお前が偉そうにマラウイの教育を語るんだ!?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、私が前職で学んだ計算力をつけるためのポイントを紹介していきます。

「我が子に算数の力をつけたい」と思っていらっしゃる保護者の方に参考になれば幸いです。

SPONSERD LINK

 

前職は教育の会社の社員でした

会社員

協力隊に来る前は「くもん」に3年10か月勤めていました。公文式オフィシャルサイト

プロフィールにも少し書いていますので、よろしかったらご覧ください。

 

半年間のくもんの教室での実習、1年間実際に教室の先生を経験した後、担当地区を受け持ち、担当地区の生徒を増やすためにあれこれしていました。

くもんでは算数・数学、英語、国語の3教科を学ぶことができます。

50年以上の歴史があり、その間に学習してきた生徒たちの事例を踏まえて教材が作られています。そういった、くもんの知見と自身の社員としての経験から、マラウイの教育を見て色々と思うことがあったのです。

 

学年を越えた内容を学習する

越える

くもんの特長であり大きな魅力の一つは、『学年を越える』です。学校で習っていることよりも易しいところから学習が始まり、徹底的に反復練習を繰り返して基礎になる力を鍛え、自分の学年よりも先の内容に進んでいきます。

 

「学校よりも先のことを勉強させるのってどうなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。私も、初めはそう思っていました。

でも、きちんと習熟してから次に進むことや、『自分で考える癖』をつける教材の仕組みから、自分の力で学年よりも先の内容を学習している生徒がたくさんいます。

 

小学生で中学校で習う因数分解をスラスラと解いている生徒や、本当にすごい子だと高校で習う微分積分をスラスラ解いている生徒もいます。

この光景を初めて目にした時は本当に驚きました。

 

くもんについて語りだすと止まらないし、今は社員ではないので、この辺にしておきます。詳しく知りたい方は、上記のくもんのHPをご覧ください!

 

計算力をつけるための3つのポイント

算数で学年を越えて学習するために必要な力が『計算力』です。

算数・数学では、足し算から始まり、引き算、掛け算、割り算…微分積分とつながっていきますが、この基礎になるのが『計算力』です。

では、この計算力をつけるために必要な3つのポイントを挙げていきます!

①数字の並びを頭に入れる

数字

まず一番に身に付けたいのが数字の並びです。具体的には、数字を1~120までスラスラ言える状態です(120まで数えられれば、その後は数の並びの規則が理解しているので言えます)。

 

数の並びが頭に入っていれば、例えば『6+1』という計算は「6の次の数」なので、簡単にできます。+1の問題ができたら、次は+2(次の次の数)の計算練習を繰り返します。

『99+1』の方が、『1+2』よりも簡単なので、くもんでは99+1の方が先に教材に出てきます。

学校の教科書は早い段階で+1~+9がランダムに出てくる問題を解きます。あれは数字の並びが頭に入っていない生徒には難しい問題だと思います。

 

数字の並びを頭に入れるのは、勉強という枠に捉われる必要はありません。

お風呂で湯船につかった時に一緒に30まで数えてから出るとか、散歩しながら一緒に歩数を数えるとか、日常生活の中に練習する機会はたくさんあります。

 

②一けたの計算を暗算で素早くできるまで繰り返し練習する

プリント

『暗算』というのがポイントです。

よくテストで「時間が足りなかった・・・。あと少し時間があれば全部解けたのに!!」という声を聞きませんか?あれは、この基本的な計算の『暗算力』が足りないからです。

複雑な計算問題を解くのに単純な計算に時間がかかってしまっては、一問当たりを解答するのに時間がかかり、最後まで解けないということになってしまいます(大学入試センター試験にまさに当てはまります)。

そうならないためにも、『数の並びを頭に入れる』の次のステップとして、数えたり指を使わないで、暗算で一桁の計算が素早くできるということが大切になってきます。

くもんの算数教材では、この一ケタの計算を最低でも確か530枚(1枚あたり20問前後)練習します。

 

③二けた以上の筆算で、くり上がり・くり下がりを書かないで計算できるまで練習する

勉強する

例えば、『15+18』というひっ算の計算だったら、くり上がりの1を書かないで計算します。

小学校では、くり上がりやくり下がりを小さく書いてから計算すると習いませんでしたか?私はそう習ったので、この癖がなかなか直りませんでした。。

ささいな事のように感じられるかもしれませんが、くり上がり・くり下がりを「頭の中に置いて」計算するという事が、圧倒的な計算力をつけるのにつながっていきます。

 

やっぱりマラウイの算数は難しい

以上を踏まえて、もう一度マラウイの算数の教科書の問題を見てみましょう!

算数の教科書

一けたの計算を、指を使ったり数えたりして何とか計算する子が、4けたの3つの数の足し算を学習しています。これは本当にしんどいと思います。

 

私一人では何もできませんが、何とかしてあげたいです・・・。

 

くもんでは無料体験ができます

「ちょっとうちの子算数苦手なのよね・・・」とお悩みの保護者さま、くもんでは2月、5月11月に2週間の無料体験学習をやっています。

この記事を読んで少し興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひお近くの教室を調べてみてはいかがでしょうか?

 

というわけで、教育について思うことを3回シリーズで書いてみました。良かったら1回目と2回目もお読みいただけると嬉しいです!

1回目 途上国の『教育』の向上のために考えなければいけないこと

2回目 マラウイの小学生の算数教育における問題と現状に怒り狂った件

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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