退職から訓練までに経験したこと~社会人インターンでの3つの学び~

      2016/02/24

最終プレゼン

退職してから訓練に入るまでの期間、『認定NPO法人かものはしプロジェクト』で社会人インターンとして関わらせてもらっていました。期間で言うと3ヶ月と少し、協力隊の研修期間を除くと、53日でした。

53日と聞くとすごく短い期間ですが、それ以上に内容の濃い毎日を過ごせました。過去に書いた記事ですが、あまり馴染みのない『社会人インターン』という関わり方を紹介したいので、加筆・修正した上でお送りします!

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かものはしプロジェクトとは?

子どもが売られない世界をつくるためにカンボジア・インドをメインに活動しているNPO法人です。

認定NPO法人かものはしプロジェクト

かものはしプロジェクトのFacebookページ

私とかものはしとのつながりは、社会企業家に興味があって代表の村田さんの本を読み、「実際に現地を見てみたい!」と思い会社の夏季休暇を利用してカンボジアを訪問したことから。

退職後、訓練までに半年くらい時間があって何をしようかと考えたところ、かものはしの活動説明会がありました。「村田さんの話を直接聞いてみたい!」と思って気軽に参加してみたら、社会人経験のあるインターン(かものはしではアソシエイトと呼んでいます)を募集しているとのことだったので、ぜひやらせていただくことにしました。

訓練までに時間があって本当に良かったなぁと思います。

 

社会人インターンでの3つの学び

①自分の能力を知ることができた

頭痛

社会人を3年11ヶ月経験し、国際協力の分野で仕事がしたい!と思って踏み出した一歩。

インターン開始時は国際協力の仕事を実際に学びたいという気持ちと同時に「社会人での経験を通じて何か貢献できるだろう」という気持ちがありました。

 

いざインターンが始まってみると・・・

PCスキルがない、伝わる文章が書けない、当初は単純作業が中心・・・。

しかも、スタッフも学生インターンも優秀な人ばかりなので、「貢献できることは何もないのでは・・・」と感じていました。

 

しかし、インターンを

「貢献すること」でなく「成長の場」

と捉えると大分気持ちが楽になりました。

 

社会人としての基礎的なマナーなどは社会人経験で身につけていましたが、身に付けたものが、「勤めていた会社の枠を超えた時に応用できる力なのか?」と考え直しました。

くもん時代に取り組んでいた、「マニュアルに基づいた教室コンサルティング」が、果たして「どんな問題にも応用できるコンサルティング力」なのか?と感じたのです。

 

自分のいた場所から1歩外に出てみると、違った仕事の仕方や環境を知ることができると思います。

 

②仕事選択の視野が広がった

広がる

インターン前は、「国際協力の仕事につきたいから、絶対現場で働きたい!」と思っていました。

しかし、「ファンドレイザー」という仕事を知り、「国際協力の仕事は必ずしも現場で働くことではない」と感じました。

 

NPOで寄付を集めることを「ファンドレイジング」、想いに共感してくれる人や寄付を集める人のことを「ファンドレイザー」といいます。

どんなに素晴らしい理念や目標があっても、資金がないとその活動ができないので、ファンドレイザーの役割はとても重要。

かものはしのファンドレイザーが今までに会ったこともないくらい優秀な方で、憧れの気持ちも重なって自分もやってみたいと思いました。

 

現地で働くことばかり考えていた自分にとって、「ファンドレイザー」という職業は魅力的で、自分の中での職業選択の幅が大きく広がりました!

 

③仲間が増えた

仲間

「国際協力の仕事がしたい!」と思っていた私にとって、実際に活動をしているかものはしメンバーと出会いともに仕事ができた事は本当に嬉しかったです。

特にすごいなと感じたのは、かものはしが11年活動する中で「この問題を解決したい」という気持ちがぶれていないこと。

 

かものはしで出会えた皆さんは、私の一生の財産だと思っています!日本への一時帰国の際にも会っていただき、アドバイスをいただいたりもしました。

本当にありがとうございます!

 

社会人インターンという関わり方

日本ではまだまだ社会人インターンは定着していないと思いますが、キャリアの狭間で「国際協力をしたいけど、何をしたら良いか分からない人」や、「将来につながる何かを掴みたいと考えている人」にとっては非常に意義のある仕組みだと思います。

無給なので、嫌でも自分から主体的に関わることになるし、自分の興味のある分野の人脈もできる。

社会人インターンという関わり方がもっと一般的になれば、個人の成長やNPOの活動が加速されるのではなかろうかと思います。

 

ちなみに・・・

かものはしプロジェクトでは随時社会人インターン(アソシエイト)を募集していますので、興味のある方はぜひお問い合わせください!

アソシエイト説明会@4/23恵比寿オフィス

             

かけ算で可能性は広がる

夢

『生きてゆく事は掛けて行く事 僕「らしく」意味を追い駆けて

どんなにもチャンスがめぐってきても 僕が「ゼロ」なら意味がない。』

(作詞:326 作曲:イワセケイゴ 岡平健治 1998「あの青をこえて」)

 

かものはしで広がった視野×2年間での現場経験×仲間

この3つがかけ合わさって、帰国後の人生の幅が大きく広がる予感でいっぱいです!

 

 

 

・・・

今読み返してみると、ちょっと恥ずかしいですね。インターンを終えた達成感、これから始まる協力隊としての生活に対する大きな期待と小さな不安などが入り混じった気持ちを思い出すと、胸の奥がくすぐったくなります。

今思う社会人インターンのメリット、学んだことをもう少し追加してみます。

 

【追加】社会人インターンを通じて感じた2つのこと

NPOの仕事スタイル・一体感

団結

一番初めに驚いたのが前職との仕事スタイルの違いでした。

近くのカフェで作業をするのもありだし、勤務中にFacebookグループやチャット機能を通じてメンバーと連絡を取ったり情報共有をしたり、Skypeでカンボジアと会議・・・。社会人時代にはどれも考えられないことでしたが、断然こちらの方が仕事しやすかったです。

あとはメンバーの一体感。

団体の理念がブレないからメンバー全員が同じ目的に向かって一段となって仕事をしている印象を常に感じていました。そういう中に一員として関われていることはとても誇らしかったです。

大きな企業になればなるほど、理念と現場の意識の乖離が大きくなるような気がします。

 

どんなに素晴らしい活動でも、「伝わらなければ意味がない」

見上げる

代表と話をしていて、講演の後に寄付をお願いしたら「寄付をしないといけないという雰囲気が不愉快だ」というようなことを言われてしまったことがあるという経験を聞いたことがありました。

どんなに素晴らしい活動をしていても、それが伝わらなければ意味がない。

活動に共感をしてもらうこと、そしてそれを伝え続ける必要があるんだということを学びました。

 

協力隊においても、活動の中身や活動している隊員の生の声が多くの人に届かないと価値は伝わりません。

今私がブログを書いているのは、かものはしでのインターンが大きなきっかけになっています。

 

 

ということで、訓練前の事を振り返って書いてみました。

時間があるようならば色々と動いてみましょう!出会いはどこに転がっているかわかりません。

 

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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