青年海外協力隊の2年間が終わったら何をする!?帰国後の進路

      2016/02/21

海外の大学

2015年5月30日、誕生日を迎え30歳になりました。

お祝いしてくれた方、ありがとうございます!

誕生日

大学入って20歳になったと思ったらあっという間に30歳です。色々な経験をして成長できた(と思いたい)20代でしたが、30代はどんな風に年を重ねていけるか楽しみです。

おじさんになっても若い気持ちは忘れずに精進していきたいと思います。

 

30歳になり、日本への帰国も4か月後に迫り、考えなければいけないのは帰国後の進路です。

同年代の友人たちが 家族を築いてく

人生観は様々 そう誰もが知ってる

Mr.Children 「花~Memento-Mori~」

まさにこんな状況です。

Facebookを開くと友人たちの結婚の報告や子どもの成長記録がたくさん出てきます。

いいなあ・・・。

 

結婚したい!

子どもも早く欲しい!!

でも自分のやりたいこともやりたい!!!

と、揺れている三十路のおやじ心を協力隊の帰国後の進路データと合わせてつづっていきたいと思います。

SPONSERD LINK

 

協力隊の帰国後の進路

JICAのHPを見ると、帰国後の隊員の進路情報が載っています。⇒進路情報

平成24年4月1日~平成25年3月31日までの帰国者1309名のうち回答を得られた1032名の進路は以下のようになっています。

進路状況グラフ

(グラフはJICAのHP『進路情報』のデータを基に作成)

 

約6割の人が就職しています。

JICAによる進路支援も色々あります。HPを見てみると、

・進路相談カウンセラー

・帰国後研修

・キャリアセミナー 勉強会

などの支援があるみたいです。

(JICAボランティアHP 進路開拓支援のご案内より)

マラウイ隊員のOB・OGも何らかの形で仕事に就く人が多く、一部の人が進学をしているという印象です。

 

UFOの帰国後

マラウイに派遣される前は、「帰国後は就職して彼女と結婚する!」と思っていました。

しかし、色々な経験をしたり人に刺激されたことで今の考えは変わってきています。

国際教育開発の分野で仕事がしたい

授業風景

巡回している村の一部で、日本の『塾』のようなシステムがあるところがあります。以下の過去記事に書いています。

マラウイの小学生の算数教育における問題と現状に怒り狂った件

マラウイにも塾がある?ボランティアの先生と放課後勉強する子ども達

教育に関わる全ての方に知ってほしい、マラウイ流の割り算の解き方

 

学ぶ機会を無償で提供する大人達、放課後にも一生懸命に学ぶ子ども達。

システムは素晴らしいのですが、現場を見ていると先生の教え方、子ども達の勉強の仕方や計算の仕方など気になるところがたくさんあります。先生や子どもが悪いのでなく、根本にあるカリキュラムの問題だと感じています。

 

前職は教育の会社でしたが、入社したのは「途上国で勉強したくてもする機会のない子ども達に勉強する機会や学ぶ楽しさを知ってほしい」という気持ちからでした。

マラウイの『塾もどき』を見ていて、やっぱり、こういう子たちの教育の現場をもっと良くできる仕事がしたいという気持ちが強くなってきました。

開発分野の中の教育について学び、仕事がしたいと思っています。

 

進路の選択肢

①進学する

海外の大学

教育開発分野の仕事といえば、国連のUNICEF(ユニセフ)だったりUNESCO(ユネスコ)が浮かびました。その他、途上国の教育分野のコンサル会社もいいなあと思います。

しかし、これらの仕事をする上では、専門分野の修士号以上が必要になってきます。大学院を出ていないと応募要件を満たせないということです。

 

なので今は「イギリスの大学院に進学したい」という気持ちが強いです。

国内の大学院は2年なのに対してイギリスの大学院は1年で修了します。今後必要になる英語力を磨ける環境であることや、卒業後に結婚することを考えるとイギリスで学びたいなあと思っています。

 

お金のこと、日本で待ってもらっている彼女のこと、本当にやりたいことなのかどうかなど検討する必要がありますが、帰国後に大学院に進学するというのが今の一番の希望です。

 

②就職する

進路

マラウイに赴任前はこれを第一に考えていました。今も選択肢にはありますが、興味のある教育開発系の仕事となると、今の私の学歴や職歴では書類で落とされてしまいます。

 

それでも、「自分のやりたいことよりも就職して結婚だ!」と強く思うようになったら就職するかもしれません。前職に復帰するという可能性もあるかもしれません(中途採用で改めて採用してもらえればですが・・・)。

でも、ちゃんと日本で働けるかどうか不安です。(笑)

 

③その他

旅行

起業する、世界中を旅する、といったことも赴任前は考えていました。

しかし、今になって起業したいと思えるテーマが見つかっていないし、旅をすることにお金を使うなら進学資金にあてるか結婚資金にあてることの方がよっぽど私にとっては将来のためになるので、やりません。

 

30歳にもなると、なんでもできると思っていた昔と違い現実と向き合って進路を決めなければいけないなあと感じています。何を選ぶかは自分次第だと思いますが。

 

来る前から帰国後の進路もセットにして考えよう!

考える

「協力隊になればその後やりたいことも見つかる!」と思う方もいると思いますが、それは幻想です。『青年海外協力隊として途上国で2年間生活する』というのはあくまでも手段であって、それが目的になって協力隊になる人は帰国後の進路で苦労すると思います。

 

ですから、協力隊を希望する時点で、帰国後にどんな能力を身につけられるか、どんな仕事ができるか、自分の人生の中で協力隊をどういう位置づけにしたいのかを熟考しておいた方が良いです。

もちろん、途中で大きく変わることもありますが、それはそれでいいと思います。帰国後のビジョンが何もない状態で2年間過ごすのはもったいないです。

特に、海外の大学院に進学したいと考えている方はTOEFLやIELTSの英語のテストで一定のスコアを取らないといけないので、計画的な語学の勉強や受験計画を立てないといけません。

 

派遣前訓練で色々と学びますが、『帰国後のビジョン設計』みたいなものもJICAは取り入れた方がいいんじゃないかと思います。帰国後の進路相談サービスとか、どうしてもその場しのぎの一時的な支援でしかないと思います。

隊員数をこれからも増やしたい(あるいは維持したい)のであれば、早い段階から帰国後の情報提供や進路について考える機会を取り入れるべきだと思います。

 

2年間は短い!

協力隊に合格して間もない皆さん、協力隊として任国に赴任したばかりの皆さん、帰国後の進路をどう考えていますか?2年間というのは長いようでとても短いです。

帰国後もセットにして早いうちから考えるようにすると、悔いのない協力隊後の進路が決められると思います!

 

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

 - 青年海外協力隊について , , , ,