残りの任期は8か月!今後の活動計画を改めて立ててみた

      2016/02/21

村で

早くも2015年も2月になりましたね。マラウイ人にいつ日本に帰るのと聞かれると「来年だよ!」と答えていましたが、「今年だよ!」と答えなければいけなくなりました。

残りの任期は8か月。帰国までの達成イメージがぼんやりとしていたこともあり、残りの期間で何ができるのか考えてみました!

SPONSERD LINK

 

活動内容

私はコミュニティ開発隊員としてJICAが過去に実施したCOVAMSというプロジェクトのモニタリングとその普及・改善活動を行っています。

土壌流出を防ぐために、①等高線栽培 ②植林・育林 ③小規模ガリ対策 という3つの技術をプロジェクトが村人に教えたので、それが実践されているかを聞き取ったり畑を見て回ってきました。

 

活動の大きな目的は『マラウイの畑の土壌流出を防ぐこと』。1年目は調査をして現状把握、2年目は現状の改善と考えていて、これから本格的に改善活動に取り組んでいきます。

これまでの詳しい活動内容はこちらをご覧ください!

『マラウイに赴任して1年!コミュニティ開発隊員としての活動の振り返り』

 

この、プロジェクトの活動を中心にしつつ、下記の3本柱で残りの期間の活動に力を注ぐことにしました。

3つの活動

まずは、中心となるプロジェクトの活動の方針を書いていきます!

 

現状把握をしてわかったこと

こちらが、得られたデータのまとめです。

結果

14村を対象にしていましたが、データが集められたのは10村でした。この10村を、等高線栽培の実践率(赤枠内の数字)を基に実践率の高・中・低の3つのグループに分類し、それぞれのグループに対して対策を行うことにしました。

村によって聞き取り人数の差が大きく、統計上信頼できる数字ではないとは思いますが、あくまでも村の傾向を測るための指標として使っています。

また、Disi村とChimaimba村は村長やリードファーマーにしか聞き取りができなかったので、数字はあくまでも参考にして、実践度が中のグループに含めました。

 

村ごとの対策

活動方法

(LFとはリードファーマーの略で、村人のリーダーとなる人のことです)

実践度が高い村

村を超えたリードファーマー同士のミーティング(情報交換)、村内でのField Day(模範的な畑の見学会)を行います。実践度が『中』の村に良い例を示すこと、これまでの実践の継続を目的にしています。

Field Dayについては、詳しくはこちらの記事をご覧ください!

『マラウイでのコミュニティ開発な活動紹介!~Field Day~』

 

実践度が中程度の村

実践度が高い村とやることは同じですが、それらの村との関わりをつくって、良い例を知ってもらい実践度を上げることを目的にしています。

 

実践度が低い村

これは村によって状況が異なるので、違った対応をします。

・Chitungu村

先ほどのデータでは等高線栽培の実施率が9.1%でした。この原因は、初期のトレーニングが上手くいかなかったためだということが分かりました。村長やリードファーマーはやる気があり熱心なので、同僚に講師をしてもらい改めてトレーニングを行います。

・Mwazaonga村

この村は村長が酒飲みで有名で、私が行くとすぐに物をねだってきます。これまでのヒアリングから、実践率と村長の勤勉さは比例することがわかりました。残りの期間でこの村長を熱心な人物に変えるのは難しいと判断して、この村には特に何もしません。

(マラウイ人は噂が大好きなので、他の村の取り組みがこの村にも広がり、長期的に少しずつ良くなっていくことを期待しています)

 

大雨・洪水被害の復興支援

崩壊した家

以前のブログでも書きましたが、マラウイでは先月大雨が降り洪水被害が発生しました。

『アフリカ南部を襲った大雨。マラウイの洪水被害と村の様子』

 

私の任地では洪水の被害は出ていませんが、家が崩壊して学校や友人の家に避難したり、崩壊した家にそのまま住んでいる人がたくさんいます。

どの家も修復予定は雨期が明けてからで、お金がなくて直すあてのない人がほとんどです。

この状況に、隊員の有志で支援ができないかという話をしています。まだ具体的になっていませんが、今後報告していけたらと思っています。

⇒2015年5月より、支援を始めました!

 

フィールド調査団の活動

『フィールド調査団』とはこんなグループです。

世界のグローバル化、また日本企業の新興国進出の増加に伴い、新興国経済やBOP(Base of the Pyramid)市場の理解の重要性が増してきています。 これらをマクロ・レベルから考察したレポートは多いのですが、村の様子や個人の消費行動など、ミクロ・レベル/現場レベルの視点からの情報はなかなか見つけることができません。 「青年海外協力隊フィールド調査団」は、そういったミクロな情報発信において、新興国の村落部で地に足をつけて活動している青年海外協力隊が貢献できるのではないか、という課題意識ではじまったイニシアティブです。

青年海外協力隊・フィールド調査団HPより

ケニア・ガーナなどで始まっていたこの活動を、マラウイでも取り入れさせていただくことになり、私もそのメンバーに入れていただきました。

各自でテーマを設定して調査をしていきます。テーマは隊員の活動内容から外れなければ何でもOKで、私は村における教育事情を調査していきます。

あまり動き出せていないのですが、追って報告していきます!!

 

スケジュール

以上の活動内容をふまえたスケジュールです。

今後の予定

9月10日前後に任地を引き払って首都に行くことになるので、実質的に活動ができるのは8月下旬までと考えています。

随時修正しながら、悔いのないように頑張っていきます。

 

こうやって活動計画を見直したのは、実はプロジェクトの専門家の方とのミーティングがあったからでした。こうして目的を見直し、これまでやってきたことを振り返り、今後の方針を立てることで、漠然としていた活動が整理されてやるべき事が明確になりました。

任期が残り一年を切ったけれど活動にモヤモヤしているという方は、改めて活動を整理してみることをオススメします!!

 

Zikomo!!(マラウイのチェワ語で「ありがとう」)

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